STORY&CHARACTER

ストーリー

21世紀初頭。70億を超える人類は、今なお地球で繁栄を続けていた。しかし、思想や人種の対立によって勃発する戦争、紛争。秩序が乱れ、危険薬物や快楽殺人が跋扈する都市。貧富の格差が広がり、物資の過不足で乱れる社会。終わらぬ環境汚染によって、浸食される生態系。繁栄の代償に起こった地球環境の崩壊。それは、滅びの地〈シュバルツバース〉を生みだした。南極に忽然と現れたその亜空間シュバルツバースは、あらゆる物を分子崩壊させながら恐るべきスピードで拡大し、人類とその都市すべてを亜空間内部に飲み込もうとしていた。国連は対策機関を設立し、情報規制の元問題解決に乗り出すが、その正体は杳として知れないままであった。

そんな中、ついに国連は最終計画を発動する。人知の及ばない未開の地を探索すべく、〈シュバルツバース合同計画〉を立案。全世界から選りすぐりの兵士や科学者を集め、次世代の装備を搭載した有人探索に踏み切ったのだ。人類の最後の希望を背負った〈シュバルツバース調査隊〉は、謎深い滅びの地への過酷で奇妙な旅に乗り出す。しかし、〈シュバルツバース〉で隊員たちを待ち受けていたものは、目を疑うものばかりだった。目の前に広がる、南極ではあり得る筈のない風景。神話や物語の中でしか存在しない、〈天使〉や〈悪魔〉と呼ばれる異形の存在。テクノロジーが及ばない脅威の事象に翻弄された調査隊は、為す術もなくひとりまたひとりと命を落として行った。それでも主人公たちは、持てる英知を振り絞り、人類滅亡のシナリオを回避するため〈シュバルツバース〉の探索を続けていくのだった...。

そしてそんな主人公の前に現れたひとりの少女。見慣れない装備でひとり滅びの地を彷徨う謎の少女は、なぜか突然主人公に牙をむく。シュバルツバースの謎とは?少女の正体とは?そして主人公は、人類の生き残りをかけた、究極の選択を迫られる。

シュバルツバース

南極に忽然と現れた亜空間。あらゆる物を分子崩壊させながら恐るべきスピードで拡大し、人類とその都市すべてを亜空間内部に飲み込もうとしている。

レッドスプライト号

調査隊が搭乗する、次世代揚陸艦。プラズマ動力で稼働し、保護シールドを貼った飛行も可能。全4艦で構成され、主人公は作戦の指揮を執る1号艦「レッドスプライト号」に搭乗する。

デモニカスーツ

「地上最強」と謳われる、着脱拡張型・次期能力統合兵器で、正式名称は「DEMOuntable Next Integrated Capability Armor」。
基本AIを搭載しており、様々なアプリケーションの追加で機能の増強が可能なシュバルツバース調査隊の装備。

シュバルツバース調査隊

国連によって組織され、全世界から優秀な兵士や科学者が集められた調査団。「機動班」「観測班」「資材班」「インフラ班」など全8つの班で構成される。

シュバルツバース調査隊 もっと詳しく
アレックス
シュバルツバースで出会う者たち
アレックス CV:潘 めぐみ

シュバルツバース内を探索中の主人公の前に現れた、謎の少女・アレックス。敵意をあらわにし、突如主人公に襲いかかってくる。シュバルツバース調査のために開発された最新鋭の装備「デモニカスーツ」を所有する彼女は、一体何者なのか...?

アレックス 通常
アレックス デモニカスーツ
SS
ジョージ
ジョージ CV:中村 悠一

アレックスが装備するデモニカスーツのハンドヘルドコンピューターに搭載されたOS。AIだが、疑似感情プログラムを搭載しており、アレックスと自在に会話をするなど、調査隊のデモニカOSよりも高性能のようだ。

バガブー

調査の途中で主人公とヒメネスが保護した悪魔。ヒメネスと行動を共にするようになり、拙かった言葉も少しずつ覚えて行く。次第にヒメネスとは友情を築き始める。

マンセマット CV:森川 智之

自ら天使と名乗り、シュバルツバース内で主人公の前に現れる謎の存在。なぜか主人公やゼレーニンへ助言や手助けをする。ゼレーニンは次第にマンセマットへ信頼を寄せて行く。

謎の少女 CV:井上 喜久子

シュバルツバースの艦内などで主人公の前に現れ、不思議な言葉を残し去っていく、謎の少女。どうやら主人公以外のクルーたちは、会っていないようだ。彼女の正体は、一体...?